UN記念公園|釜山で韓国戦争の歴史を伝える平和の場所/世界で唯一の国連記念墓地。
釜山・南区にある**UN記念公園(재한유엔기념공원)**は、韓国戦争(朝鮮戦争)で犠牲となった国連軍兵士が眠る、世界で唯一の国連記念墓地です。




1951年1月、韓国戦争で戦死した国連軍兵士を埋葬するため、国連軍司令部によって造成されました。
1955年には韓国政府がこの土地を国連に永久に提供することを決定し、同年12月、国連総会はこの墓地を国連が永久に管理することを決議しました。現在は、11か国で構成される国連記念公園国際管理委員会が管理しています。
🌏 22か国が参加した韓国戦争
韓国戦争には、韓国を支援するために22か国が国連のもとで参加しました。
オーストラリア、ベルギー、カナダ、コロンビア、デンマーク、エチオピア、フランス、ドイツ、ギリシャ、インド、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、フィリピン、南アフリカ、スウェーデン、タイ、トルコ、イギリス、アメリカです。 (UNMCK)
このうち16か国は戦闘部隊を派遣し、6か国は医療支援を行いました。


🕊️ 現在、2,339人が眠るUN記念公園
現在のUNMCK公式統計によると、園内には合計2,339人が安置されています。
国連軍の戦没者のうち、現在この場所に遺骨が安置されている国は11か国です。
特に多いのは、
イギリス 892人
トルコ 462人
カナダ 382人
オーストラリア 281人
オランダ 125人
となっています。
また、フランス49人、アメリカ41人、ニュージーランド32人、南アフリカ11人、コロンビア4人、タイ3人、ベルギー1人、ノルウェー1人なども安置されています。
韓国人39人をはじめ、その他・身元不明者も含まれ、現在の総数は2,339人です。
🇬🇧 イギリスから892人
園内で最も多くの戦没者が安置されているのがイギリスです。
イギリスの墓域には892人が安置されており、主墓域ではオーストラリア、カナダ、フランス、オランダ、トルコ、イギリス、アメリカなどの墓域を見ることができます。
🇹🇷 トルコから462人
トルコの墓域には462人が安置されています。
園内にはトルコ政府によって建立された複数の記念碑もあり、韓国戦争で大きな犠牲を払ったトルコ軍を追悼しています。
🇨🇦 カナダ、🇦🇺 オーストラリアなど
カナダからは382人、オーストラリアからは281人が安置されています。
それぞれの国の記念碑や墓域が整備されており、各国が韓国戦争に参加した歴史を知ることができます。
🌿 静かな追悼の空間
UN記念公園は、一般的な墓地とは異なり、緑豊かで静かな公園のような雰囲気があります。

園内には各国の国旗、記念碑、墓域、追悼施設などが整備されています。
特に22か国の国旗が掲げられている象徴区域は、この公園を代表する場所のひとつです。
園内を歩きながら、韓国戦争に参加した各国の歴史と、平和の大切さについて考えることができます。
📍 釜山ナビおすすめ観光ルート
UN記念公園は、釜山の歴史・文化を巡る観光コースに組み込むことができます。
UN記念公園
↓
釜山博物館
↓
釜山文化会館
↓
広安里海水浴場・広安大橋
また、南浦洞やチャガルチ市場方面と組み合わせて、釜山の近代史を知る観光コースとして訪れるのもおすすめです。
墓域




追悼館


UN参戦記念碑


📌 基本情報
名称
UN記念公園
(United Nations Memorial Cemetery in Korea)
住所
釜山広域市 南区 UN平和路93
電話
+82-51-625-0625
入場料 無料
観覧時間 (5月~10月) 09:00~17:00 / (6月~9月) 09:00~18:00
休業日 なし
現在の総安置者数
2,339人
戦没者の遺骨が安置されている国
11か国
韓国戦争参加国
22か国
※安置者数はUNMCK公式サイト掲載の最新統計に基づいています。今後、安置・改葬などにより数字が変更される可能性があります。
アクセス
地下鉄
釜山地下鉄2号線「大淵(テヨン)駅」が最寄り駅です。
3番出口から徒歩約15分でUN記念公園に到着します。
日本人旅行者の場合は、地下鉄2号線で「大淵駅」まで行き、3番出口から徒歩で向かう方法が分かりやすいでしょう。
釜山ナビからひとこと
海雲台や南浦洞のような華やかな観光地とは違い、UN記念公園は釜山と世界の歴史を静かに感じることができる場所です。
韓国戦争で22か国が韓国を支援した歴史、そして現在も2,339人が眠るという事実を知ることで、釜山旅行がさらに深いものになるでしょう。
釜山を訪れた際には、ぜひ一度訪れてみてください。

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