黄南パンとは?
黄南パンの特徴は、薄い生地とたっぷり入った小豆あんです。
表面には、慶州らしい独特の細かな「빗살무늬(くし目模様)」が入っています。
焼き上がった黄南パンを割ると、薄い生地の中に小豆あんがぎっしり。
素朴な見た目ですが、小豆の風味をしっかり楽しめるのが黄南パンの魅力です。
公式情報によると、黄南パンでは100%韓国産の小豆を使用し、1939年から続く伝統を大切にしています。
1939年から続く慶州の伝統
黄南パンは、1939年に慶州市・黄南洞で創業者の故・チェ・ヨンファ(최영화)氏が作り始めたのが始まりです。
もともと家庭で小豆を使って餅や料理を作っていた伝統をもとに、独自の製法で作り上げたのが現在の黄南パンです。
現在は創業者の息子であるチェ・サンウン(최상은)氏が伝統を受け継ぎ、その息子とともに3代にわたって製法を守っています。
「황남빵」という名前は、創業当時に慶州・黄南洞で作られていたことから人々にそう呼ばれ、そのまま正式な名前として定着したとされています。
2025年のAPECでは、黄南パンがデザートの一つに選ばれ、各国の代表団に提供されました。
(イ・ジェミョン)大統領から黄南パンを贈られた習近平(シー・ジンピン)国家主席は、「美味しく食べた」と伝え、感謝の意を表しました。
この出来事をきっかけに黄南パンはさらに注目を集め、APEC後には慶州本店に行列ができるなど、人気が高まりました。
黄南パンの味と特徴
黄南パンは、パンというよりも小豆あんを楽しむ韓国の伝統菓子に近い味わいです。
薄い生地に対して小豆あんの量が多く、ひと口食べると小豆の風味がしっかり感じられます。
また、中央に入った独特のくし目模様も黄南パンの特徴。
慶州の歴史的な街並みや新羅文化をイメージさせるデザインとしても親しまれています。
焼きたてをそのまま食べるのはもちろん、慶州観光のお土産として持ち帰る人も多い名物です。
慶州観光のお土産に人気
慶州には大陵苑、皇理団通り、瞻星台、校村韓屋村、月精橋など、歴史を感じられる観光スポットが数多くあります。
その中でも黄南パンは、「慶州で買うお土産」として特に分かりやすい存在です。
箱入りの商品もあるため、家族や友人へのお土産にも向いています。
慶州を観光した後、帰る前に黄南パンを購入して釜山へ戻るという旅行者も多く、慶州旅行の最後に立ち寄りたい名物の一つです。
黄南パン・慶州本店
現在の本店は、慶州市太宗路783番地にあります。
店の前には「황남빵 사거리(黄南パン交差点)」もあり、慶州中心部を観光する際に立ち寄りやすい場所です。
公式サイトによると、営業時間は08:00~22:00、年中無休です。



基本情報
| 項目 | 内容 |
| 店名 | 黄南パン・慶州本店 |
| 韓国語 | 황남빵 경주 본점 |
| 住所 | 慶尚北道 慶州市 太宗路783 |
| 電話 | 054-749-7000 |
| 営業時間 | 08:00~22:00 |
| 定休日 | 年中無休 |
※営業時間などは変更される場合があります。訪問前に公式サイトで最新情報をご確認ください。






黄南パンは大陵苑・皇理団通りと一緒に
黄南パンを訪れるなら、大陵苑と皇理団通りを組み合わせた観光ルートがおすすめです。
例えば、
大陵苑
↓
皇理団通り
↓
黄南パン
↓
瞻星台
↓
校村韓屋村
↓
月精橋
というルートなら、慶州中心部の観光とグルメを一緒に楽しむことができます。
特に皇理団通りは、大陵苑の近くにカフェやショップ、韓屋を利用した飲食店などが集まる人気エリアです。
釜山から慶州へ行くなら市外バスも便利
釜山から慶州へ日帰り旅行をする場合、KTX・SRTで慶州駅まで行く方法があります。
ただし、慶州駅は慶州市中心部から少し離れています。
一方、釜山から市外バスを利用して慶州市外バスターミナルまで行く方法なら、大陵苑や皇理団通りなどの中心観光エリアへ移動しやすいのが特徴です。
特に釜山から慶州の中心部を観光することが目的なら、
釜山 → 慶州市外バスターミナル → 大陵苑・皇理団通り → 黄南パン
というルートは分かりやすく、初めて慶州を訪れる日本人旅行者にもおすすめしやすいルートです。
釜山から黄南パンへ行くおすすめルート
釜山から日帰りで黄南パンを訪れる場合は、次のようなコースがおすすめです。
釜山
↓
慶州市外バスターミナル
↓
大陵苑
↓
皇理団通り散策
↓
黄南パン
↓
瞻星台
↓
校村韓屋村
↓
月精橋
時間に余裕があれば、さらに東宮と月池や国立慶州博物館まで足を延ばすこともできます。
仏国寺・石窟庵まで訪れる場合は、中心部から離れるため、タクシーや専用車を利用すると効率よく観光できます。
KTXで慶州へ行く場合
もちろん、KTX・SRTを利用して慶州駅へ向かう方法もあります。
慶州駅から市内へ移動し、
慶州駅
↓
大陵苑・皇理団通り
↓
黄南パン
というルートで観光できます。
ただし、釜山から慶州中心部を観光する旅行者の場合は、「KTXなら慶州駅、市外バスなら慶州市外バスターミナル」という違いを知っておくと、旅行計画を立てやすくなります。
釜山ナビからひとこと
慶州にはたくさんの名物がありますが、黄南パンは1939年から続く、慶州を代表する伝統的な小豆パンです。
大陵苑や皇理団通りを歩きながら慶州の歴史的な街並みを楽しみ、最後に黄南パンをお土産に購入するのもおすすめです。
釜山から慶州を日帰りで訪れるなら、市外バスで慶州市外バスターミナルまで行き、大陵苑・皇理団通り・黄南パンを歩いて楽しむコースもぜひ検討してみてください。

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