「第11回黒山ガンギエイ祭り」が15日、全羅南道新安郡黒山島礼里港で開かれる。

10日、新安郡によると、黒山島は全国でも指折りのガンギエイの主産地で、「黒山ガンギエイ」は深い味と柔らかな肉質に地域の食文化までそのまま盛り込んだ南道を代表する珍味として挙げられる。

毎年春のガンギエイ祭りは、地域民と観光客が一緒に交わり、黒山ガンギエイの価値と優秀性を広く知らせる場として位置づけられてきた。

今年の祭りはガンギエイビビンバ作りパフォーマンス、豊漁祭、試食会、発酵させたガンギエイを食べる大会、びっくり競売など観光客が直接参加して楽しめるプログラムで、新安郡はガンギエイ祭りの開催と共に黒山ガンギエイの名品化を持続的に推進している。

特に、黒山ガンギエイ漁の漁業は2021年に国家重要漁業遺産に指定され、最近は木浦市、羅州市とともにガンギエイ食文化のユネスコ人類無形遺産登録のための共同協約も締結された。

黒山ガンギエイ祭り推進委員会関係者は「ガンギエイの本場黒山島で開かれる今回の祭りが南道の醍醐味と趣を広く知らせる契機になることを願う」と話した。