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韓国で欠かせない遺跡といえば、千年古都慶州を挙げることができます。日本でも古くから愛されてきた千年古都「奈良」のように、急激な都市化の中でも自然を大切にし、自然と調和して生きてきた先人たちの息吹が今も至る所に残っているからでしょう。

実際、大陵園(古墳公園)近くの土を少し掘ると遺跡層が出てくるほど、現代人と古代人の交流が活発に行われている場所でもあります。 このように深い意味を持つ「新羅千年の王都」慶州をご紹介します。

新羅(シンラ、신라)は古代朝鮮半島に存在した君主制国家であり、約1,000年間56人の君主を歴任しました。千年王国というニックネームとともに華やかな黄金文化でも知られており、黄金の国とも呼ばれています。

高句麗、百済、新羅の三国時代の三国の中で一番最初に建国され、三国統一戦争の末、朝鮮半島の大部分を支配し、676年には三国統一によって統一新羅となり、南北国時代(統一新羅時代)に入りました。統一後は羅唐戦争で唐の侵略を防ぎ、強力な軍事力と海軍力を持ち、東アジアの強国となりました。

また、世界文化遺産である石窟庵、仏国寺などが建立され、仏教の発展に支えられ、華やかな仏教文化を築きました。新羅の経済的な豊かさと文化的な繁栄はアラブやペルシャでも広く知られ、理想郷として認識されました。

しかし、9世紀末には地方への統制力を失い、後三国に分裂し、最終的に高麗に併合されました。

慶州観光の中心、ユネスコ世界文化遺産「慶州歴史遺跡地区」 

新羅千年の長い歴史が伝わる総合的な遺跡地区で2000年にユネスコ世界遺産にも登録された5つの五つの地区を言います。慶州市内に月城(ウォルソン)地区・大陵苑(テヌンウォン)地区・皇龍寺(ファリョンサ)地区の3三つがあり、京釜高速道路の横にある南山(ナムサン)地区・普門観光団地内の山城(サンソン)地区があります。

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