金海空港第2出国場が10月初めに竣工し、同月慶州で開かれるアジア太平洋経済協力体(APEC)首脳会議期間中に活用される予定だ。
14日、韓国空港公社の金海空港によると、昨年4月に運営を開始した拡充ターミナルに第2出国場が8月に着工し、10月初めに竣工する予定であることを明らかにした。
空港公社は約15億ウォンの予算を投入してターミナルに出国通路を開設し、保安検査台、身分確認台、出入国審査台を設置する。
金海空港の混雑度を減らすために必要性が提起された第2出国口の建設は、運営人材不足の問題で時期が確定されなかったが、APECを控えて急展開した。
APEC期間中、主要首脳をはじめとする外国人訪問者は主に金海空港を通じて出入国する。
金海空港の関係者は「当初、空港の混雑度を減らすために第2出国場を検討したが、APECの際に活用できるよう、予想より時期を早めて準備している」と説明した。
APEC期間、第2出国場をAPEC関係者専用の出国場として使用する案も検討されているという。
まだCIQ(検疫・税関・出入国)人員が補充されていないため、APEC期間中は他の空港から人員を支援を受けて運営される予定だ。
APEC期間以外には、CIQの人員が拡充されるまで第2出国場が当分運営されない可能性が高い。
ただし、金海空港は祝日やゴールデンウィークなど、空港の混雑度が極度になると予想される場合、APEC期間のように他地域から人員の支援を受け、第2出国場を稼働させることを検討している。 |