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扶蘇山城(ブソサンソン)|百済最後の都を見守った山城

扶蘇山城

韓国・忠清南道の扶余(プヨ)にある扶蘇山城(ブソサンソン/부소산성)は、百済最後の都・泗沘(サビ)を守った山城です。緑豊かな遊歩道、白馬江(ペンマガン)の眺望、百済滅亡にまつわる伝説を一度に楽しめる、扶余を代表する歴史スポットです。

周辺の百済歴史遺跡地区は、2015年にユネスコ世界遺産に登録されています。

百済最後の都・泗沘

百済は、朝鮮半島西南部を中心に約700年間栄えた古代国家です。538年、聖王が都を熊津(現在の公州)から泗沘へ移し、現在の扶余を中心に政治と文化を発展させました。

660年に唐・新羅連合軍によって百済が滅亡すると、扶蘇山城はその最後の時代を見守る場所となりました。現在も山中には、百済の歴史を伝える遺構や伝説が残されています。

扶蘇山城の歩き方

扶蘇山城は、木々に囲まれた遊歩道を歩きながら見どころを巡るのがおすすめです。山道には坂道もあるため、歩きやすい靴を用意しましょう。

代表的なルートは、扶蘇山城から落花岩へ向かい、皐蘭寺を訪れた後、白馬江の遊覧船を利用するコースです。徒歩で山城を歩いた後に川から景色を眺めると、扶蘇山の地形や落花岩の高さをよりよく感じられます。

落花岩と皐蘭寺

扶蘇山城の見どころの一つが、白馬江沿いの絶壁・落花岩(ナッカアム/낙화암)です。

百済滅亡の際、宮女たちが花のように川へ身を投げたという伝説が残り、その故事から「落花岩」と呼ばれるようになったとされています。現在は白馬江を見下ろす展望スポットとして、多くの観光客が訪れます。

落花岩の下には、皐蘭寺(コランサ/고란사)があります。百済王朝にまつわる伝説が残る静かな寺院で、境内から白馬江を眺めることができます。落花岩とあわせて訪れると、扶蘇山城の歴史と景観をより深く楽しめます。

白馬江遊覧船

時間に余裕があれば、白馬江の遊覧船も利用してみましょう。川から扶蘇山や落花岩を眺めると、山上の展望台とは異なる景色を楽しめます。

遊覧船の運航時間や料金は季節・天候などによって変更される場合があるため、訪問前に最新情報を確認してください。

扶蘇山城の魅力

扶蘇山城は、百済最後の都の歴史、落花岩に残る伝説、皐蘭寺の静けさ、白馬江の景色をまとめて楽しめる場所です。

歴史遺跡を見学したい方はもちろん、自然の中をゆっくり歩きたい方にも適しています。公州の公山城や武寧王陵、益山の王宮里遺跡などと組み合わせれば、百済の歴史をさらに深くたどることができます。

基本情報

項目内容
名称扶蘇山城(ブソサンソン)
韓国語부소산성
所在地忠清南道 扶余郡 扶余邑
主な見どころ扶蘇山城、落花岩、皐蘭寺、白馬江
世界遺産百済歴史遺跡地区
所要時間約1~2時間程度
服装・持ち物歩きやすい靴、季節に応じた服装

※入場料、開場時間、遊覧船の運航状況などは変更される場合があります。訪問前に公式情報をご確認ください。

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※本記事の内容は、現地の状況や掲載時期によって変更されている場合がございます。あらかじめご了承ください。
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