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慶州・東宮と月池(トングンとウォルチ)

東宮と月池(雁鴨池) 夜景

新羅王宮の歴史と美しい夜景が楽しめる慶州の人気スポット

韓国・慶州(キョンジュ)を代表する夜景スポットのひとつが、**東宮と月池(동궁과 월지)**です。

かつては「雁鴨池(アナプチ/안압지)」という名前で知られていた場所ですが、発掘調査によって本来の名称が「月池(ウォルチ/월지)」であったことが確認され、2011年に現在の「東宮と月池」という名称に変更されました。

現在は、池の周囲に復元された建物と美しく整備された散策路があり、特に夕暮れから夜にかけて多くの観光客が訪れます。


新羅時代の王族が暮らした「東宮」

東宮は、新羅(シルラ/신라)の王宮である月城(ウォルソン/월성)の東側に設けられていた別宮です。

『三国史記(삼국사기)』によると、文武王14年(674年)には宮殿の中に池を造り、花や草木を植え、珍しい鳥や動物を飼っていたと記録されています。

また、東宮は新羅の太子が暮らした場所であり、国に慶事があった際には宴会などが行われた場所でもあったと考えられています。

現在復元されている建物の中でも、池に面して建つ**臨海殿(イムヘジョン/임해전)**は、東宮と月池を代表する建物です。


「海のように見える」月池

東宮と月池の最大の特徴は、建物だけではなく、その独特な形をした池です。

月池は東西約200m、南北約180mの規模があり、池の西南側が直線的であるのに対して、北東側は曲線を描くようにつくられています。

そのため、池のどこから見ても全体を一度に見渡すことができず、まるで果てのない海のように感じられるよう工夫されています。

これは、新羅時代の庭園設計と造園技術の高さを感じることができるポイントです。


東宮と月池は夜に訪れるのがおすすめ

東宮と月池が特に美しくなるのは、夕暮れから夜にかけての時間帯です。

日が沈むと復元された建物がライトアップされ、池の水面には建物の姿が美しく映し出されます。

特に臨海殿と月池が一緒に見える場所は人気の撮影スポット。

昼間は新羅時代の歴史を感じながら遺跡を見学し、夕方からはライトアップされた建物と池の幻想的な景色を楽しむという、昼と夜で異なる魅力を味わうことができます。

慶州で夜景を楽しみたい方には、ぜひ訪れてほしい場所です。


周辺の観光スポットと一緒に楽しむ

東宮と月池は慶州市内中心部に位置しているため、周辺の主要観光スポットと組み合わせやすいのも魅力です。

近くには、

  • 国立慶州博物館
  • 月城(월성)
  • 瞻星台(첨성대)
  • 大陵苑(대릉원)
  • 校村韓屋村(교촌한옥마을)
  • 月精橋(월정교)

などがあります。

特に、夕方に瞻星台周辺を観光したあと、夜に東宮と月池を訪れるコースは、慶州観光の定番ルートのひとつです。


2026年現在、景観・水質管理も強化

慶州市は2026年、東宮と月池の歴史的景観を維持するため、月池の水草除去や水質検査を強化しています。

2026年4月から11月まで水草の除去作業を行い、年間10回の整備を予定しています。また、水質についても定期的な検査を実施し、池の景観と生態環境の管理を進めています。

長い歴史を持つ東宮と月池を、現在の観光客にも美しい姿で楽しんでもらうための取り組みが続けられています。

東宮と月池(雁鴨池) 夜景


慶州旅行なら夜の東宮と月池へ

慶州には、仏国寺や石窟庵、大陵苑、瞻星台など、歴史を感じられる観光スポットが数多くあります。

その中でも東宮と月池は、「歴史遺跡」と「美しい夜景」を同時に楽しめる場所です。

昼間に見る新羅の歴史遺跡とはまた違い、夜になるとライトアップされた建物が月池の水面に映り、幻想的な雰囲気に変わります。

釜山から慶州を訪れる際には、昼間の観光だけでなく、夕方から夜にかけて東宮と月池まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

基本情報

項目内容
名称東宮と月池(동궁과 월지)
旧名称雁鴨池(안압지)
所在地慶尚北道 慶州市 元花路102
観覧時間09:00~22:00
最終入場21:30
入場料大人3,000ウォン/青少年2,000ウォン/子ども1,000ウォン
駐車場東宮と月池駐車場(無料)
夜間照明日没後~22:00
休館日年中無休

2026年9月現在、慶州市公式観光情報では上記の観覧時間・料金となっています。特に夜景目的の場合、最終入場時間直前は混雑などにより入場しにくい場合があるため、余裕を持って訪れることが案内されています。 

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