月溪洞長鼓墳

月溪洞長鼓墳

光州市内に位置する日本式の古墳・前方後円墳

こんにちは、 韓国南西部、全羅南道の中心地として古くから栄えてきた光州(クァンジュ)市ですが、光州総合バスターミナルから約10キロほど離れたところに、古代日本で活発に作られた日本特有の古墳・前方後円墳があります。韓国ではひょうたんの形をしている韓国伝統の楽器の長鼓(チャンゴ)とよく似ていることから長鼓墳と呼んでいます。

光州先端科学産業地造成に伴い、1993年と1995年に全面的な発掘調査が行われた月溪洞長鼓墳は、盗掘や周辺の耕作などで多くの部分が失われましたが、2期の古墳から金耳輪と鉄製矢先、土器の破片、円筒土器などが出土され、当時の百済社会と古代韓日文化交流に関する研究に貴重な資料になる古墳です。復元された1号古墳の全長は45.3メートル、高さは 2.8メートルから6.1メートルです。

2号古墳より大きい1号古墳は、韓国戦争(1950年~1953年)の際、石室は防空壕としても使われたとのことですが、現在は古墳の管理保存のために石室の入り口は鍵でかけられており、古墳の観覧時間も限定されています。

光州市を中心とする全羅道(ジョンラド)に存在するほかの前方後円墳に比べたら交通の便が非常に便利な場所に位置していますので、全羅南道をまわる歴史に興味のある方々は一度足を運んでみてはいかがでしょうか

基本情報
スポット名月溪洞長鼓墳
住所(日本語)光州市 光山区 月桂路155(月桂洞 765-5)
(韓国語)광주광역시 광산구 월계로 155(월계동 765-5)
電話番号062-971-6595
時間09時から18時まで
入場料なし
詳細情報光州市記念物第20号
サイトhttp://gjfm.gwangju.go.kr
交通行き方:光州総合バスターミナルから約10キロほど
※上記の記事は取材時点での情報を元に作成しています。 現地の事情によって今とは内容が異なる場合がありますので、ご了承ください。
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