国立中央博物館の東館と西館
ソウル市龍山(ヨンサン)に位置する国立中央博物館は、長さ404メートル、高さ43.08メートル、地下1階、地上6階建ての韓国を代表する世界的な博物館です。
30万点余り(2012年1月基準)の遺物を所蔵している国立中央博物館は6つの常設展示館(先史・古代館、中・近世館、寄贈館、書畫館、アジア館、彫刻・工芸館)と50余室の展示空間があり、12,000点余りの遺物を展示しています。3階で構成されている常設展示館は無料で観覧することができます。このほかに海外遺物の展示や様々なテーマを決めた特別・企画展示室(有料)と子供向けの博物館、屋外展示場があります。
国立中央博物館は、東館と西館にわかれています。子供向けの博物館と企画展示館が西館にあり、6つの常設展示館などがある本館が東館に位置しています。
2005年10月 現地の場所に移転開館
広々している博物館の内部
堤川 月光寺址 圓朗禪師塔碑 / 全体高さ3.95メートル、幅2.26メートル、厚さ24センチ/宝物 第360号/統一新羅時代(890年)
敬天寺址十層石塔/全体高さ 13.5メートル/国宝 第86号/高麗時代(1348年)
河川の水位変化を測定するために設置した測量機構
野外博物館にある石灯籠と舎利塔
普信閣の梵鐘/全体 高さ318センチ/宝物2号/朝鮮時代(1468年)
館内案内 | |
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常設展示館 | 6つの展示室があります。 |
1階 | 先史・古代館→ 旧石器時代から渤海までの10個の展示室があります。 中・近世館→ 高麗、朝鮮時代の展示室があります。 |
2階 | 寄贈館と書畫館があります。 |
3階 | アジア館→ 中国、日本、中央アジアなどの文化財を展示しています。 彫刻・工芸館→韓国仏教彫刻と高麗青磁、朝鮮白磁などが展示されています。 |
基本情報 | |
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スポット名 | 国立中央博物館 국립중앙박물관 クンリッチュンアンパンムルグァン / 국립중앙박물관 |
住所 | ソウル特別市 龍山区 龍山洞6街 168-6 서울특별시 용산구 용산동6가 168-6 |
電話番号 | 02-2077-9045(日本語案内電話) |
時間 | 10:00~18:00、水・土10:00~21:00、 日・祝日10:00~19:00 |
休業日 | 1月1日、旧正月・秋夕の当日 |
入場料 | 無料 |
サイト | http://museum.go.kr |
交通 | 地下鉄4号線二村(イチョン、Ichon)駅 2番出口 徒歩2分 |
※上記の記事は取材時点での情報を元に作成しています。
現地の事情によって今とは内容が異なる場合がありますので、ご了承ください。