亀旨峰
亀旨峰

金官伽耶の建国神話に纏わる史跡第429号の遺跡地

国立金海博物館の裏山にある亀旨峰は、金冠伽耶の始祖首露王が誕降したという伝説が伝わるところです。もともとは亀の頭に似ていて亀首峰と呼ばれていたが、首露王妃陵(史跡74)が位置する平坦な場所が亀の身となり、西のほうに突き出た峰が亀の頭と言って亀旨峰と名称が改められました。

頂上部には、紀元前4世紀頃のものと見られる南方式支石墓があります。支石墓は5〜6個の短い支え石の上に、直径2.5mほどの覆い石が覆われており、その上に朝鮮時代の有名な書道家である韓石峰が書いたものと伝わる「クジボンソク(亀旨峰石)」という銘文が刻まれています。

金冠伽耶の建国神話に纏わる古代国家の形成過程を理解するために重要な遺跡です。

スポット名亀旨峰
구지봉
住所慶尚南道 金海市 龜山洞 山81-2
경남 김해시 구산동 산81-2
電話番号055-330-3254
詳細情報史跡 第429号
※上記の記事は取材時点での情報を元に作成しています。 現地の事情によって今とは内容が異なる場合がありますので、ご了承ください。
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