軍守里寺址
軍守里寺址

こんにちは、軍守里寺址(ぐんしゅりじし)は、扶余邑の宮南池から西側へ100メートルほど離れている指定面積34,391平方メートルの百済時代の寺院の址で、寺名は伝わっていません。史跡第44号です。

1935年と1936年に行われた発掘当時は宮殿址ではないかと考えましたが、そのあと、塔址の中心部の地下の心礎石から蠟石で作られた百済ならではの宝物第329号の石造如来座像、宝物第330号の金銅菩薩立像をはじめ、七枝刀、鉄釘、三足土器などの約1,150点の遺物が出土されました。 このうち七枝刀は、中心部から両側にそれぞれ3本の枝刃が伸びており、全部で7本の刃を持っている鉄製の刀です。これと似た百済七枝刀の一本が日本の石上神宮にあり、百済と日本の文化交流を物語っています。

お寺の址は、中門、塔址、瓦積みの基壇をしている金堂、講堂が南北一直線上に繋がっている塔一金堂式の伽藍になっています。

基本情報
スポット名 軍守里寺址
군수리사지
住所 충청남도 부여군 부여읍 군수리 9-1
忠淸南道 扶餘郡 扶餘邑 軍守里 9-1
詳細情報 史跡 第44号
交通 行き方:ブヨ市外バスターミナルから一般タクシー利用。約5分所要
※上記の記事は取材時点での情報を元に作成しています。 現地の事情によって今とは内容が異なる場合がありますので、ご了承ください。
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